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蛍色日記

イラストサイト「夏蛍」のブログです。

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夏休み旅行記①

連続日記更新三日目。
今回は③旅行記・・・ですが、案の上足りなくなりそう。
なので何回かに分けて旅行記を書こうと思います。
おそらく
①埼玉~青森
②青森~函館~稚内
③稚内~網走
④網走~釧路
⑤釧路~納沙布~知床~網走
の全五回になるかと。

・・・・・・なんか気付いたら一回で更新するとか言っておきながら五回になってるし・・・
まあ些細なことは気にしないでいきましょう。
過去の重要な日記がページを開いたときに表示されない(過去ログになっても)私の日記ですし関係ないですよね!(ぇぇぇぇ


というわけで旅行記①埼玉~青森、はじまりはじまり~


7月31日
日が変わって夜2時までに旅の準備をやっと終えた私は、始発までの2時間半ほどの睡眠をとった。
ちなみに旅をする相棒は、このTREK6500 CIRNO号だ。

5503f1f2.JPG

短い睡眠をとった後、若干の寝不足を抱えたまま地元の駅に向かい、輪行をすることに。
輪行というのは、電車の中に自転車を持ち込み、移動するアレだ。
なぜ輪行したかというと、一緒に旅をする予定だった友人が諸事情により二日早く出ていたので、それに追いつくためである。
そんなこんなで電車で一路福島まで。
福島駅にて友人と合流すると、「まるた食堂」なるところで職場の上司おすすめの「シイタケミソラーメン」を食べた。
その後本格的に旅を開始し、主に4号を走りつつ宮崎県へ。
野宿をするとなると仙台では少々危ない気がしたので海のほうへ出ることに。
幸い暗くなる前に食料を確保して、大きめの公園に入ることが出来た。
テントを張って自炊を開始しようとしたところで、一人で走っていたサークルの先輩に合流。
三人で談笑しながら食事をし、やがて就寝。


8月1日
この日から先輩を加えた三人で走ることに。
朝5時前に起床し、食事などをすませて出発。
地図によると近くにサイクリングロードがあるとのことで、早速そこに行ってみることに。
と こ ろ が
この道かなりのくせ者で、走ることに相当の神経を必要とする悪路だった。
その元凶は道のいたる所に現れる沢蟹のせいだった。
10匹程度ならまだしも、合計100匹でも足りないほどの沢蟹が道のど真ん中におり、自転車が近づく旅に横に逃げようとするのだ。
これが避けづらいことこの上ない。
彼らはグレイズを狙っているのか、結構な確率で自転車の進行方向につっこんで来たのだ。
結局私は完全回避したのだが、先輩が一回避けられずに潰してしまった。南無。

そんな道を通りながら走っているうちに松島に到着。
いくつかの島々が成す美しい(?)景色を見て、友人と二人で声を併せてひとこと。
「松島や ああ松島や 松島や」
満足した一行は、松島で記念撮影をして北上を再開した。

DSCF1340.JPG

その後北上を続けて一ノ関を越えた頃には夕方になっていたが、もうすぐで中尊寺金色堂ということでそこまで行くことに。
結局到着したときは既にあたりが薄暗くなっており、金色堂自体も暗くてよく見ることが出来なかった。
ただ人はいなかったので、心霊スポットのような感じでなかなか楽しかったのを覚えている(そういう場所じゃn・・・いや、意外とそういう場所かも。あるのミイラだし)
そこで記念撮影をしたのち、金色堂を出た一行はナイトランの末水沢の駅まで走って、近くの公園で寝ることにした。


8月2日
4時くらいにウォーキングの一団に起こされた一行は眠かったが、今日の走行距離が長いため、眠気を我慢しながら出発。
国道4号よりはずれて県道へ入り、柳田国夫の「遠野物語」で有名な遠野へと向かうことに。
・・・まぁ東方ファンの間では遠野というと「遠野幻想物語」を想像して橙が出てきそうな気がするものですが。

なんだかんだでかなりきつい山を越えながら、昼前に遠野へと到着。
五百羅漢や卯子酉様を見つつ、郷土料理を食し、河童が住むといわれる河童淵に行ってきました。

DSCF1391.JPG

DSCF1405.JPG

DSCF1418.JPG


河童淵は、言うだけあって本当に河童の出そうなところでしたよ。
なかなか神秘的な場所で○。
ついでに可愛い巫女さん見習いにも会えて◎。

遠野を十分満喫したので、後は就寝場所に向かって走るだけ!
この日はいい加減テントでなくまともなところに泊まりたかったので、岩手の健康ランドを目指すことに。
途中夕食のために半田屋という大衆食堂に入ったのだが、これがまた非常にリーズナブルで安かった!
旅の最中、本州を離れて札幌までの間このちぇぇえええん店はなかなかいい相棒になってくれた。
結局その日は170キロほど走ってマースという健康ランドで就寝。


8月3日
この日は朝から随分とトラブルに見舞われた。
何かというと、友人の自転車のスポークが何本も折れ、その修理のために長らく盛岡周辺を離れることが出来なかったのだ。
その間に先輩と別れ、再び友人との二人旅に。
出発したのは正午を過ぎてからで、必然的にこの日はあまり距離を走ることは出来なかった。
特に観光もすることなく、ただ北上し「道の駅さんのへ」へ。
かなり良さげな道の駅にてまさかのサークルの後輩二人と出会った。
先輩と違い特に連絡もしていなかったのに、偶然にも道の駅での野宿で出会ったのだ。
旅の話に花を咲かせつつ、テントを張っていたらそこで一台の凄まじい自転車と出会った。
それは魔改造を施されたGIANTの自転車で、総重量80キロオーバーという代物だった。
フロントギアが4段あり、一番重いギアにシフトすると、自動で電動アシストに切り替わるというとんでもない代物だったのだ。
後部にはガソリンを積んで自家発電を可能としており、後部ライトは自動車と同じブレーキランプを装備していた。
もうここまで来ると自転車というかほとんど原付で、ただただ感動するしかなかった。
その持ち主と意気投合し、酒を飲みながら話に花を咲かせながらこの日は就寝。


8月4日
この日はまさに悪夢の日であった。
いつも通り朝6時くらいに出発し、ひたすら4号を走っていたのだが、途中からなんだか左膝に違和感を感じ始めたのだ。
この違和感はいずれ確信になり、目的地であった青森につく頃には激痛が走るようになっていた。
どれくらいひどかったかというと、自転車のペダルを「漕げない」のではなく、「回せない」状態だったのだ。
あまりの痛みに走行中二回ほど意識がホワイトアウトしたので、あまりに危険だと思った私は友人に声をかけて休ませて貰った。
そうこうしながら何とか痛みを耐えて青森に到着し、自転車の修理などのため自転車ショップに立ち寄った。
サイクルショップ・ピエタというその自転車屋の腕前と破格の値段は凄まじく、膝の痛みを忘れるくらい衝撃的なものだったのだ。
そしてそこで偶然にも店に来ていた医者(正確には医学療法士)に出会い、自転車の話で意気投合したついでに足の調子も見て貰った。
それによると筋疲労+靱帯を痛めているらしく、しばらく安静にするのが吉とのこと。
以後この言葉を信じてほとんど自転車を漕がないように生活することとなる。
自転車ショップの店主と知り合った医者に礼を言い、今日の就寝場所へと向かった。
目的地は自遊空間(ネカフェ)であっtが、その道の途中でねぶたに遭遇。
地元の可愛い女の子たちに声をかけられつつねぶたを鑑賞し、しばらくしてからネカフェへ向かった。
夕食近くに半田屋があったので、そこで食事をした後自遊空間で就寝。


8月5日
今日は日本海側のルートを通って北上しているもう一方のグループと合流する日だった。
が、はっきり言って合流するまで暇だったので友人と二人で1パチへ。
1000円でエヴァの暴走モードを4回起こして大満足したくらいで丁度到着の連絡があり、外へ出た。
外で友人たちと合流し、一行はねぶたへ。
そこで予想もしなかった先輩達や後輩達と出会い、サークル関係者が特に約束もせず15人近く集まるという珍事に。
ただしその中の誰もがカップルでなかったのは、さすが我がサークルというべきか。
結局集団で行動すると邪魔になるということで、三つくらいのグループに分かれることに。
肝心の踊りには足を痛めていたため参加しなかったが、参加していた先輩方は非常に楽しそうだった。

ところでとても有名なねぶた祭だが、実はこれ日本三大祭ではない。
日本三大祭は「祇園祭」「天神祭」「神田祭」で、ねぶた祭は東北三大奇祭に数えられている。
奇祭というのは伊達ではなく、やはり普通の祭にはない特徴的で楽しいものであったのを覚えている。
ビール片手に屋台を回りつつ、友人達と色々回ったのはとてもいい思い出になった。

DSCF1470.JPG

そんなこんなで祭をおもいっきり楽しんだ一行は、先輩方と分かれて今日中にフェリーに乗ろうと乗り場へと向かう。
残念ながら予約をしそこねていたため、多少高い高速船になってしまったが、その分内装は素晴らしいものであった。
短い時間でフェリーを満喫し、一行は午前3時に北海道へと降り立った。

       ――続く?

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