長々と続けてきたボカロアイコンも残すところあと一枚となりました。
長かった……マジでここまで長かった……
塗りかたはすべて一貫したので、全体の安定感はやはり東方よりありますね。
それはつまり絵のレベルが上がっていないということでもあります。むむ、精進せねば。
ラストの一枚は既存のキャラの別絵師verになります。
分かる人にはこれだけで分かってしまうんではないでしょうか(^^;?
因みに男キャラですよー
さて、それだけで終わると短い日記なのでたまには自分談義でも。
私はかれこれまともに絵を書き始めて2年ほどになります。
受験生と浪人生の間はまともに描けなかったので、サイト開設の2006.10あたりは全然描いてないと言っても過言ではありません。
実質描いたのは大学生入ってからでしょうか? もしくは受験決まったあたり。
その前までまさかここまで人に来ていただけるサイトになるとは思いませんでした。
皆様に心からの感謝を。
で、絵の話ですが、昔の私が目指していた絵というのは着色の上手いキャラだけの絵でした。
具体的には塗りが薄い、礼をあげるとFC2のCANVASあたりを目標としていました。
その当時塗りだけを追求して、結果ある一定の構図しか描けない状態でした。
要するにゲームの立ち絵みたいなものだけですね。
それすら上手くなかったのですが、当時はそれで満足していたものでした。
その考えを改めたのが今から一年ちょっと前。
東方に出会って漫画を読み始め、ある一冊の本に出合った時ですね。
その本は徒歩二分様の「紫vs幽香」です。
キャラがすごく自由に動き回っていて、すごく感動したのを覚えています。
それからイラストも含めて漫画的手法を勉強しようと思い立ちました。
動きのある絵を描きたい! と思ったわけですね。
それから動きのある絵を求めて色々勉強してみた結果――
塗りはアニメ塗りのように強く明暗の区別をつけ、背景も描き込む、という今のスタイルに転向してきました。
今でもゲームの薄い塗りは好きですが、そういった絵師の多くは漫画が苦手で背景を描きこまない人だったので、現在はそこまで参考にしていません。
特に最近は背景をしっかり描き込む練習をしています。
新海さんの素晴らしい絵を見て、「こういったのが描ければなぁ」と思ったのはいい思い出です。
現在の目標は「幻想的かつ美しい風景の中に生きるキャラを描くこと」ですね。
正直そんな大層な目標を持っていても実力が伴わないのでどうしようもないんですが、それを目標に日々精進してみようと思っています。
キャラだけを描くこともありだとは思いますが、風景の中にいるキャラはなんとなく自分には生きているように思えます。
なのでここ一年ほどは風景の練習をしつつ色々描いていたり。
友人にすばらしい絵師がいるので、今度その方に師事して色々勉強してきます。
また、漫画的手法も表現には欠かせないと思うので、それは別口で勉強中です。
具体的には本をたくさん出す!
そうすればおのずと実力も伴ってくる……はず。
とにかくそう信じてがむしゃらに描いてみようと思います。
まだまだ大学卒業までには時間があるので、出来ることは色々と手を出して頑張ってみようと思います。
それが将来仕事などの役に立たないとしても、今頑張っているこの経験は無駄にならないと思うので。
……ところで私小説家志望だったはずなんだけどなぁ……?
ええ、一応書いてます。夏のファンタジアに向けて鋭意執筆中です。
賞が出なかったらサイトで公開すると思うので、その時は読んでやってください♪
……賞は流石に厳しいでしょうけどね(^^;
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