唐突ですが、今日は一日バイトのはずが一日読書デーとなりました。
いや、仕事をさぼってたわけではありません。
私のしてるバイト、実は休日は凄く暇なバイトなのです。
事件とかが入ったらまさに地獄絵図となるのですが、そうでない限り基本的に休日はどうやって時間を潰すかを考えなければならないものなのです。
で、10時間勤務ということもあり、相当暇になるだろうと思って小説を五冊持っていったのですが……
超・甘かった
昼食までに三冊が壊滅し、残り二冊で六時間ほどの暇時間(一応バイトはしてる)を埋めなければならないという状況に追い込まれました。
このままでは暇に殺されると思った私は、昼休みを利用してダッシュで近所のブックオフへ。
100円で何か(おもにファンタジア文庫で)読んだことないかな? と思われる本を探しに行きました。
すると!
素晴らしいことにそのブックオフでは、「今日に限り文庫本150円均一!」セールをやっていたのです!(これでどこのブックオフだか特定できるかもしれない)
新しい本も150円ということで、気が付いたら十冊近く買ってしまいました。
バイトの一時間半くらい分の給料がチャラになった気もしますが、あえてそこは無視します。
意気揚々としてバイト場に戻り、早速読むことに。
で、珍しく小説の話をしているのは、その中に大当たりがあったからでして……
それを紹介して見ようかな? と思い立ったわけです。
作品は吉村夜氏の『RPG W(・∀・)RLD』というもの。
吉村夜さんといえば、今までの作品を読む限りかなり面白い作品を書く人でした。
しかもだんだんと小説のレベルが上がっていくので(私向けになったともいう)、新作と聞いてテンションがアップしました♪
『黄昏の刻』、『サイレントラヴァーズ』もかなり面白い作品でしたし、これも面白いに違いない、と。
期待を裏切らず、私の好みにクリティカルヒット!
ドラクエとかFFとかが好きな人にとっては、これ以上素晴らしいものはないんじゃないか? と思うような出来です。
小さいころDQⅢを狂ったようにやっていた私にとって、これはまさに運命の出会いでした。
というか、私が書こうと思っていたネタを取られた、という感じもあります(ぉぃ
もっとも私が書くより遥かに面白い出来ですので、この作品を読んでいただければおよそ私が目指す小説というのが分かるかもしれません。
ちょい脇道にそれましたが、一番言いたいのはこの作品はかなり面白いよ! ということです。
RPG好きな人なら騙されたと思って読んでみましょう。きっと小説の常識崩れます。
ここ数カ月の間でお勧めしたい一本です♪
あ、それと他に読んでた本についてもちょっと上げときましょうか。
今日読んだのは
・RPG W(・∀・)RLD
・ライタークロイス2~5
・黒乙女
・MA棋してる!
・大伝説の勇者の伝説5
の八冊です。
個人的にはライタークロイスがなかなかおもしろかったのですが、残念なことに打ち切りっぽい終わり方でした……おしい><
伝勇伝は相変わらずアレです。進みません。
多分50巻くらいで完結すると私は勝手に思ってます。ほとんどベルセルクの域だ。
黒乙女とMA棋してる!はそれほど印象に残りませんでした……すみません。
ていうか三浦良さんの作品、前作とイメージ違いすぎ……何があった……
と、こんなところですね。
さて、せっかく小説の話なわけですし、私のひと押し小説でも紹介してみましょう。
最近掲示板でも紹介したのですが、師走トオル先生の『火の国、風の国物語』ですね。
RPGではないけれど、ファンタジー小説としてはぶっちぎりの面白さです。
正直ここまで王道を貫きながら読者を飽きさせないファンタジー小説を読んだのは、ロードオブザリング以来かもしれません(比較するのは流石に失礼か……)
ファンタジア文庫の中でも群を抜いている作品だと思います。
スレイヤーズやオーフェンなどもファンタジーですが、ここまで王道を貫いているか? と聞かれると否と答えざるを得ないです。
とにかく、それほどに面白い。全巻買ってます。
加えて絵も凄く綺麗。こんな絵が描けるようになりたい、と思ってしまうくらい(目指す絵のタイプとは違うけれど、好み直撃)
是非是非、買って読んでいただきたい作品だと思います。
って、ここまで書いて気付いたんですが、この日記長くないですかね?
小説のあとがきくらいある気がします。それはないか。
やはり自分は小説が好きなんだなぁ……と再認識。
小説を書いて、自分で絵を描く。
そんな仕事が出来たら天にも昇る気持ちでしょう。それを目指して頑張っていきたいと思います♪
みんな、小説読もう!
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